なぜなら やさしいまちが あったから。

6月4日(木)。

普段、ミステリー小説、ハードボイルド小説、叙述小説といったジャンルに偏った読書をしてしまっている私ですが、久しぶりに、エッセイというジャンルの読書をしました。ジャンルはエッセイなのだと思いますが、子どもが眠る前にお母さんが読み聞かせてあげるような、温かいぬくもりのある「物語」のようでした。

それが、この本。
「なぜなら やさしいまちが あったから」
20090604

作家の辻仁成さんと2002年に結婚し、パリに移り住んで子どもを産み、家族3人で暮らしている、中山美穂さんのエッセイで、雑誌「LEE」に連載されている連載エッセイに加筆、書き下ろしを加えたものです。いわゆる「タレント本」というようなジャンルの本ではなく、「愛すべき家族」を、生活のちょっとしたエピソードの中から感じ取ることができる1冊。例えて言うなら、冬の寒い日に毛布の中に包まっているような、もしくは、牛乳多めのミルクティを飲んでいるような、そんな気持ちになります。うっかり、電車やバスの中で読んだら危険です。

知らない街に移り住むという選択をしなかった私にとっては、結婚して海外に住むという選択をすること自体がすごいことだと思うけれど、どこに住んでいても、生活の中にある小さなことに感動する気持ちの積み重ねが、女性としての、そして母親としての強さにもつながっていくんだなぁと感じた、素敵なエッセイでした。フォトエッセイなので、ページのところどころに出てくる写真も、温もりの色であふれていました。

テーマ: 女優 | ジャンル: アイドル・芸能

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