高校時代は「山川出版」。

10月8日(木)。

私の通っていた高校は、付属の大学が併設されている学校ではなかったので、高校3年生の今頃は志望校も決めて、大学に進学するための受験勉強真っ只中、という時期だったように思います。まぁ“受験勉強”といっても、「勉強=暗記」みたいな世界になっていて、ひたすら英単語や英熟語を覚えたり、歴史の用語や出来事の流れ、人物名を覚えたり、という感じでした。まさに、“受験のための勉強”だったような気もしますが。。


“受験勉強”のために愛用していたアイテムも色々ありましたね。文字の上を緑のペンでなぞって、上から赤い下敷きをかぶせて文字を隠したり(赤と緑は逆の場合もあり)、古典的なものとしては単語帳を作ったり。教科書や参考書も、色々なものを使っていました。

  英単語といえば、青春出版社の「でる単」(試験にでる英単語)。
  英文法といえば、桐原書店の「英頻」(英語 頻出問題演習)。
  志望校対策といえば、過去の入試問題が収録されている「赤本」。
  そして歴史の教科書といえば、「山川出版」。 などなど。
  (思い返してみると、なんとも懐かしい。。。)


さて、先日書店に行った時のこと。
本を探して何気なく店内を歩いていると、「もういちど読む山川日本史」「もういちど読む山川世界史」という本が目立つように平積みされていて、手書きのPOPも挿さっていました。懐かしさのあまり、思わず足を止めて手にとって読んでしまいました。
20091008


高校時代に使っていた歴史教科書の「山川出版社」が、高校で使われている教科書をベースに、一般読者のために書き改めた、社会人のための教科書なんですって。中を見てみると、確かに昔必死に覚えていた教科書そのものという感じ。当時のものより文字が少なくなっているようには感じますが、囲みのコラムが要所要所に掲載されていたり、最新の研究動向が書かれていたりと、“大人向け”に(=ライトに)まとめられているように思えました。自分できらびやかにマーカーを引いていない分、なんとも読みやすい(笑)。“あの山川出版社が出している”っていう、哀愁たっぷりなところにもグッときてしまいましたが、何より、本を持った時の“紙の質感”がたまらなかったです。もちろん、しっかり購入しました。



最近、「歴史ブーム」とか「歴女」というような言葉も耳にしますが、この本も「ブーム」の流れの一つなんですかねぇ。。。だとしたらなんだかチョット寂しいし、そうではないことを願いたいなぁ。本や物がなかなか売れない時代だからなのか、何かと「ブーム化」されて、便乗されてしまうものも時々ありますよね(鉄道とかもね)。けど、地味ではあるけど良質なものって、熱しやすく冷めやすいブームが去っても、残っていってほしいなぁと思います。


ひたすら“暗記勉強”をしていた高校時代よりもずっと、今は歴史を知ることが楽しいし、行ったことのある場所や見たことのある絵画も、暗記をするために読んでいた頃よりは断然増えているし、何より“受験勉強”から離れた今だからこそ、あの頃とは違った感覚で、ゆったりと読み進めることができるこの2冊は、涼しくなったこの秋に、じっくり味わいながら読み進めようと思います。

テーマ: 戦国時代 | ジャンル: 学問・文化・芸術

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コメント

思い出の山川出版社

こんにちは 汐入日本人です。

新婚旅行から無事帰国されたようで何よりでしたね。アジア地域にはここ毎年出掛けておりますが、ヨーロッパとなると20数年前に友人と卒業旅行で行ったのが最後です。

前置きが長くなりました。「山川」の話をしようとしているのです!私も先般、神田の某書店でこの教科書まがいの歴史の本を見ました。中を見ると若干当時の教科書よりかは簡潔に書かれていました。当時必死で覚えた語句や単語が眼に入ってきて懐かしさで一杯になりました。私は日本史を選択したので日本史の事を述べますが、今回の本では表紙が黄色っぽい色ですが当時の表紙は赤でした。でも、紙質は本物の教科書と同じでした。
通っていた高校では日本史の教科書はS書店のを使用していましたが予備校では山川のを使用。(従ってテストの時は両方の教科書を勉強しなくてはならず、困惑した思い出があります。)今は分りませんが当時、どこの予備校もメインテキスト以外に使用する教科書は全て山川でした。私が通っていたYゼミナールも山川の教科書を持っていない生徒は同教科書を買うように指導していました。これには訳があって、共通1次(←旧い!)をはじめ、国公立、私立とも日本史、世界史とも入試問題は山川の教科書をもとに作成している、という噂があったからです。実際、数社の日本史の教科書を当時みてみましたが山川が質・量ともに他社を凌駕していました。内容の分り易さもピカイチだったと思います。教科書に限らず歴史に関する文献は山川とあと吉川弘文館が有名ですね。

近年、歴史ブームとかで各種検定とか歴史物グッズの売り上げが好調のようです。人間の知識欲といいますか、向上心というものは年齢に拘わりなく備わっているものだと分りました。

赤坂ライブでお会いできる事を楽しみにしております。どうぞ宜しく。

2009/10/09 (Fri) 10:38 | 汐入日本人 #- | URL | 編集

汐入日本人さん。

こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
新婚旅行からは無事帰国し、寒い日が少し続いたので
風邪を引いてしまいましたが、スッカリ復活しました。

さてさて、汐入日本人さんも「山川の日本史」だったん
ですねー。私も高校時代は日本史を選択していました。
赤い教科書でしたよね!教科書と同じ色の、少し小さい
サイズの「用語集」もあって、辞書のように使っていた
ことを思い出します。

予備校でも山川の教科書が採用されていたんですね。
2つの教科書で勉強することになってしまったということで、
混乱もされるでしょうし大変だったでしょうね。

それにしても、巻末の政党の流れの図は、こんがらがって
しまうようなココ最近の変遷も整理されていて、非常に便利
だな~と思いました。

赤坂のチケット、無事届きましたね。
2週間後を楽しみにしています。

2009/10/11 (Sun) 03:40 | 七井 李紗 #- | URL | 編集
理科系の私は、

こんにちは、クリコさん

Bellmareです。

なかなか楽しい話題ですね。私の高校時代にもこの二つの教科書を使っておりましたが、残念ながらイヤイヤ(笑)お付き合いさせられたので特別な思い出はありません。特に日本史の方は拒否反応が強いです(笑)。

でも、根っからの理科系の私にも思い出に残っている教科書というか参考書はあります。それは数学のチャート(俗に言う、赤チャート)です。これとは格闘した思い出がありますね。難しい試練問題にはキャラクターと一緒に悩んだり、考え込んだり、時にはヤッター!って思ったりしながら数学の楽しさ(?)を分かち合いました。

話し変わりまして、今度の赤坂でクラッシク系のクリコさんに是非歌っていただきたい曲があります。それは「祈り」です。この曲は富山のコンサートのラストで孝子さんと晴子さんがオーケストラをバックに堂々と歌い上げた曲で、凄く思い出に残っております。あの時の感激をクリコさんの歌声でもう一度味わいたい....。御一考の程よろしくお願いします。

2009/10/12 (Mon) 17:21 | Bellmare #wXqYE0t. | URL | 編集

Bellmareさん。

まずは、おかえりなさい、Bellmareさん。充電休暇を経て無事戻られて安心いたしました。

さてさて、コメントありがとうございます。Bellmareさんは、お仕事柄でしょうか、バリバリの理系でいらしたんですね。私は理数系はてんでダメでした(笑)。幸いにも、高校2年から文系・理系のクラスに分かれていたので、受験で苦しめられたということはなかったのですが…私の場合、今もし過去に戻って勉強するならば、小学校の算数からやり直した方がいいかもしれません(笑)。

文系、理系のいずれも、思い出の教科書とか、ずっと使っていたテキストとか、定番モノとか、みなさん思い出があるんだな~、って改めて思いました。


話しは変わって、リクエストありがとうございます!「祈り」ぜひ歌わせていただきたいと思います。富山のオーケストラコンサートは本当に生で聴きたかったです。カラオケはその再現とまではいかないかとは思いますが、少しでもその雰囲気に近付けるよう、チャレンジしてみますね。他にもリクエストがありましたら、お知らせください。24、25日はどの曲が歌われるか想像しながら、1GBしかないiPod Shuffleに“ひっかえとっかえ”曲を入れ替えて聴いている毎日です。

2009/10/13 (Tue) 08:42 | 七井 李紗 #- | URL | 編集

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