三軒茶屋のレトロな映画館。

1月28日(木)。

ちょっと時間があったので、仕事の帰りに1人でサクっと映画を見て帰ることにしました。東急田園都市線・三軒茶屋駅には、「三軒茶屋シネマ」と「三軒茶屋中央劇場」という、めちゃくちゃレトロな映画館が2軒あります。ここでは、少し前に公開されていた映画を安く見ることができるんですよね。しかもいつ行っても混んでいない(笑)。時間が空いてしまった時や、見たかった映画を見逃してしまった時などは、かなり重宝する映画館なのです。本日行ったのは、壁に描かれたカッパのイラストが印象的な「三軒茶屋中央劇場」。思いっきり昭和テイストです。
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チケットを買う窓口(実際には、館内の券売機で購入)の横には、手書きの上映時間表が。今日私が行った時間帯は、1本1,000円で見ることができるなんて、安~い☆
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外から劇場内を覗いてみると、お客さんがいそうな気配がありませんでしたが、だからといって“入りにくい”という雰囲気ではなく、逆にこの雰囲気、そして劇場内のなんとも古びた匂いと薄暗い照明に、とても和んでしまうのです。思えば、今年初の映画館。去年はケーブルテレビやDVDでの映画鑑賞が多く、映画館に足を運んで映画を観たのはたったの2本(「ブタがいた教室」「BASURA」)でした。今年は色々な作品を観たいなぁと思っていた矢先でした。
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何の前情報もないまま観ることにしたのは、「湖のほとりで」というイタリア映画。上映時間が1時間35分で、今日の予定には丁度良い感じ。どうやらこの映画、2008年度のイタリア・アカデミー賞で作品賞&監督賞を含む10部門を受賞した作品らしいです。面白いといいな~と思いつつ劇場内へ。一体何人くらいお客さんがいるのだろう。。。
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337人の定員に対し、お客さんは私を入れて11人(笑)。しかも、1人で見に来ている人がほとんど。この映画館にはこれまでに何度も入ったことがありましたが、建物だけではなく座席もレトロ。とにかくクッションがないに等しくて固いんですよね。なので今日は、脱いだコートとカーディガンをお尻と背中にあてて見る準備を万端に。この映画館、2本続けて見ると割安なのですが、さすがに2本立て続けに見たことはないですねぇ。。。
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チケットを買うと、映画情報が書かれた紙をもらえます。
これを10枚集めると1回無料で見ることができるようです(有効期限1年間)。


肝心の映画はというと、とても上質な映像でした。サスペンス・ミステリーというジャンルに括られるのでしょうが、謎解きとか派手なアクションがあるわけではなく、殺人事件をきっかけに明るみに出た家族・親子の崩壊がテーマとなっている映画で、終始静かな流れであったものの、最後は「う~む、家族や親子って、確かにこういう一面もなくはないかも」と、考えさせられました。屋外のシーンはどの場面も景色がきれいだったのが印象的。昨年旅したイタリアは観光地メインでしたが、映画に出てくるイタリアの景色は、「ここは本当にイタリアなのか!?」と思ってしまうような、どこか日本で見たことがあると思える風景が多々あって(――長野県にありそうな森林、沖縄県にありそうな民家の建物、群馬県にありそうな山と川、そして神奈川県にありそうな民家が密集した坂道。湖は山梨県、といったところでしょうか――)、そういう面でもこの映画の世界に入り込み易かったと思います。美しい景色を見ていたら、どこかに旅行したくなってしまいました(笑)。



「湖のほとりで」
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<ストーリー>
北イタリア、のどかな小さな村のはずれにある湖のほとりで発見された美しい少女・アンナの死体。争った形跡がないことから、顔見知りの犯行であると推測された。この村に越してきたばかりの刑事サンツィオは、いつも明るく元気だったアンナの様子が、ベビーシッターをしていたアンジェロが不慮の事故で亡くなってから変わったという情報を耳にする。

アンナは誰に、なぜ殺されたのか――?

捜査を進めていく中で、住民たちの人間関係や家族のあり方が明らかになっていく。
障害を持つ子供に素直な愛情表現ができない親。
子供のことは全て理解しているという偏った愛。
間違った両親の元に生まれてきたと感じる思春期の子供…。
サンツィオもまた、若年性認知症に冒され、家族のことを忘れていく妻の姿を、
娘に見せられないという人知れない問題を抱えていた。

一見何事もないかのように過ぎ行く日々の中で、サンツィオを含めた誰もが皆、
“一番身近な人にも言えない悩み”を抱えて生きていた――。

そして、つに犯人にたどり着いたとき語られる、
アンナが貫き通した“深い愛と強い信念”は、皆の心の痛みを緩やかに溶かしていく。
(公式サイトより)
手巻き寿司パーティ。 | Home | 北海道の新しいお土産「白いバウム TSUMUGI(つむぎ)」。

コメント

こんにちは

最近は集合型の映画館に変わってますね。私の周りでもショッピングセンター周辺に構えているのを見かけます。昔からの旧タイプの映画館を探すのが逆に難しくなりました。画像のかっぱさんはとても微笑ましいです。

映画はDVDやインターネットが普及してから手軽に家庭で観ることが出来るようになりましたが、やはり映画館でみると臨場感は違いますね。正月に久しぶりに映画館で2本映画を観ました。(Avater, The 4th Kind)最初はこれ創り物・・・と観ていましたがだんだん惹きこまれました(笑)

さて、ご紹介して頂いた作品ですがあらすじで凡そ内容はわかりました。身近で大切な人にも言えないことってあるかも知れませんね。莫大な費用を掛けた作品というわけではないですがなんか心に訴えるものがありそうです。この映画が近くで公開させれるようであれば観てみようと思います。

2010/01/30 (Sat) 15:09 | 茨城パパ #- | URL | 編集
紹介させていただきました。

こんにちは。
三軒茶屋に映画館があったのですね。
レトロな雰囲気好きです。
私も一人映画好きなので、機会があれば足を運びます。
ご覧になった映画も気になります。
ブログで紹介させていただきました。
http://xn--rhq28jqwd7bv64su42a.com/
また、私事ですが、会社でブログを始めました。
よろしければ遊びに来てくださいね。
http://mikkun-aim.blog.so-net.ne.jp/

2010/01/31 (Sun) 16:43 | エイムハウス西田 #pUncw5FA | URL | 編集
やっぱり映画館っていいですよね。

茨城パパさん。

おはようございます。コメントへの返信がすっかり遅くなって
しまいました、ごめんなさい。いつもありがとうございます。

最近は複合映画館をよく見かけますよね。たくさんの映画館
があって、どれを見るにも不自由しないのですが、、、この日
に行ったような1軒の映画館というのも、懐かしくて味があって
悪くないなぁという気がしました。

最近、ケーブルテレビで放送されていた「嫌われ松子の一生」
という映画を見たのですが(中谷美紀さん主演)、とても面白くて、
これこそテレビじゃなくて大きなスクリーンで見たかった!と
思った作品でした。やっぱりたまには、大型スクリーンで迫力の
ある映像と音を体感したいものですね。茨城パパさんはお正月
にもう2作品も見られたとは、映画が押す危難ですね。
またオススメの作品がありましたら、ぜひ教えてください☆

2010/02/03 (Wed) 07:34 | 七井 李紗 #- | URL | 編集
ご紹介いただきありがとうございます

西田さま。

おはようございます。いつもサイトの方でご紹介いただき、
ありがとうございます。西田さまのブログも拝見させて
いただきました。日常の出来事やお仕事のお話など、
話題満載ですね。これからの更新も楽しみにしています!

2010/02/03 (Wed) 07:40 | 七井 李紗 #- | URL | 編集

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